映画『紳士は金髪がお好き』あらすじ(ネタばれナシ)・解説・みどころ・感想

洋画

1953年8月26日に公開された映画『紳士は金髪がお好き』。
この記事では、映画『紳士は金髪がお好き』のあらすじ(ネタばれナシ)・解説・みどころ・感想をご紹介します。

映画『紳士は金髪がお好き』の予告編

金髪のローレライとその親友の黒髪のドロシーはニューヨークの人気ダンサー。
二人は豪華客船に乗ってパリへ。
「恋よりお金」と言うローレライは乗船客の中から、ダイヤの鉱山主を誘惑してティアラを手に入れましたが、そのダイヤのティアラが思わぬ事件を引き起こし…

映画『紳士は金髪がお好き』のあらすじ(ネタバレなし)

ニューヨークでダンサーをしている金髪美人のローレライは、お金持ちの男性が大好きです。
親友である同じくダンサーのドロシーは、イケメンに目がありません。

二人はパリ行きの豪華客船に乗船することになり、お互い理想の男性を捕まえようと決意します。

やがてローレライはダイヤモンド鉱山主の男性と、ドロシーはイケメンの若い男性と仲良くなっていきます。

映画『紳士は金髪がお好き』の解説

アメリカで1953年に公開されたミュージカル・コメディ映画です。

原作者はアニタ・ルースという作家で、元々はブロードウェイ用に書かれた戯曲でした。

1949年にブロードウェイ・ミュージカルとして初演されており、それをハワード・ホークス監督が映画化した作品になります。

テンポの良い陽気なコメディとして、またマリリン・モンローが主演した作品として有名です。

また、ローレライ役のマリリン・モンローとドロシー役のジェーン・ラッセルは当時似たようなグラマー系女優だったため、現場がピリピリするのではと周囲は心配したそうです。
しかし周りの心配をよそに二人は仲が良く、映画でもピッタリ息が合っていました。

映画『紳士は金髪がお好き』のみどころ

マリリン・モンローの魅力を堪能できる映画と言って良いと思います。

本来であればお金が大好きと公言する女性はあまり感心できませんが、 モンローのキュートな魅力で全く気になりません。
演技力もかなりのもので、ちょっとおバカな女性を上手く演じています。

ドロシーを演じるジェーン・ラッセルも素晴らしいです。
知的な黒髪美人という感じで、素敵な女性に描かれています。

単なるコメディだけではなく、女性同士の友情話としても楽しめる作品だと思います。

ストーリーはやや単純に見えますが、テンポの良いドタバタコメディで誰でも楽しめます。
上映時間は90分なのですが、笑っているうちにあっという間に見終わってしまいます。

映画『紳士は金髪がお好き』の感想

なんと言ってもマリリン・モンローが素敵でした。
おバカっぽく見える所も可愛く感じ、仕草の一つ一つが 魅力的に見えます。

ひたすらお金持ちの男性を追う姿も面白く、テンポの良いコメディとして気負わずサラッと見られます。

映画『紳士は金髪がお好き』の登場人物・キャスト

ドロシー・ショー: ジェーン・ラッセル
ローレライ・リー: マリリン・モンロー
フランシス(ピギー)・ビークマン卿 :チャールズ・コバーン
アーニー・マローン :エリオット・リード
ガス・エズモンド・ジュニア :トミー・ヌーナン
ヘンリー・スポフォード三世 :ジョージ・ウィンスロウ
判事 :マルセル・ダリオ
エズモンド・シニア :テイラー・ホームズ
ビークマン夫人: ノーマ・ヴァーデン
ホテル支配人 :スティーヴン・ジレー
プリチャード :アレックス・フレイザー
ピエール(タクシー運転手): ジョージ・デイヴィス
グロティエ :アンリ・レトンダル
警察官 :ジャン・ド・ブリアック

映画『紳士は金髪がお好き』のスタッフ

監督:ハワード・ホークス
脚本:チャールズ・レデラー
原作:ジョセフ・フィールズ 、アニタ・ルース
製作:ソル・C・シーゲル
音楽:ライオネル・ニューマン
撮影:ハリー・J・ワイルド
編集:ヒュー・S・ファウラー
製作会社:20世紀フォックス
配給:20世紀フォックス

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