映画『マルコヴィッチの穴』あらすじ(ネタばれナシ)・みどころ・解説・感想

洋画

2000年9月23日に公開された映画『マルコヴィッチの穴』。
この記事では、映画『マルコヴィッチの穴』のあらすじ(ネタばれナシ)・みどころ・解説・感想をご紹介します。

映画『マルコヴィッチの穴』の予告編

 

人形遣いがなぜか俳優ジョン・マルコヴィッチの頭の中へ繋がる穴を発見する物語。
ジョン・キューザック、キャメロン・ディアス、キャサリン・キーナーそしてジョン・マルコビッチらが共演するコミック・ファンタジーです。

映画『マルコヴィッチの穴』のあらすじ(ネタバレなし)

人形師のクレイグは仕事がなく、妻ロッテに言われて別の仕事を探していました。

そして彼が就職したのは、7階と8階の間にある変わった事務所。

ある日クレイグはオフィスの壁に『穴』を発見します。

それは15分だけ俳優ジョン・ホレイショ・マルコヴィッチの脳へ入れる、不思議な穴でした。

上司とともにこの穴を使って商売を始めたクレイグですが、興味を持ったロッテを巻き込み不思議な人間関係に巻き込まれていきます。

映画『マルコヴィッチの穴』の解説

『トンネルを抜けると有名人の頭の中』という奇想天外な設定にまずは驚かされます。

他人の人生を体感するという不思議な感覚を味わえることと、時間が限られているという設定がユニークです。

主人公が人形師ということで、うまく他人を操作できるのではと思わされますが、人生はそう甘いものではないという皮肉になっています。

第56回ヴェネツィア国際映画祭 国際批評家連盟賞はじめ、数々の賞を受賞しています。

映画『マルコヴィッチの穴』のみどころ

他人によって自分の意識が乗っ取られるという少し怖い設定なのですが、誰でも一度は憧れの人になってみたいと考えたことがあるのではないでしょうか。

いろいろな人間が俳優の脳の中に入っていき、現実の人間関係がおかしくなっていくのがなんともユニークです。

乗っ取られた方の俳優はストレスが溜まりそうですが、全体的にコメディタッチで楽しく鑑賞できる映画になっています。

映画『マルコヴィッチの穴』の感想

いろいろな人間が俳優の意識に入るという奇抜な設定が面白いです。

それによって人間関係が狂っていくという、奇妙で強烈なインパクトが残る映画でした。

いろいろな俳優が本人役でカメオ出演しているのが面白く、見つけるのが楽しみです。

他人になってみたい人にはおすすめの映画で、奇想天外な世界を体験することができます。

映画『マルコヴィッチの穴』の登場人物・キャスト

クレイグ・シュワルツ:ジョン・キューザック
ロッテ・シュワルツ:キャメロン・ディアス
マキシン:キャサリン・キーナー
ジョン・ホレイショ・マルコヴィッチ:ジョン・マルコヴィッチ
レスター社長:オーソン・ビーン
チャーリー:チャーリー・シーン
フロリス:メアリー・ケイ・プレイス
初めての客:W・アール・ブラウン
ドン:レジナルド・C・ヘイズ
マーティン船長:バーン・ピヴェン
ラリー(エージェント):カルロス・ジャコット
ジョンソン・ヘイワード:リチャード・ファンシー
タクシーの運転手:ケヴィン・キャロル

映画『マルコヴィッチの穴』のスタッフ

監督:スパイク・ジョーンズ
脚本:チャーリー・カウフマン
製作:マイケル・スタイプ、サンディ・スターン、スティーヴ・ゴリン、ヴィンセント・ランディ
製作総指揮:チャーリー・カウフマン、マイケル・クーン

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