映画『タイタニック』あらすじ(ネタばれナシ)・解説・みどころ・感想

洋画

1997年11月1日に公開された映画『タイタニック』。
この記事では、映画『タイタニック』のあらすじ(ネタばれナシ)・解説・みどころ・感想をご紹介します。

映画『タイタニック』の予告編

世界中で有名になった船首での二人のポーズ。

パニック映画の金字塔ともなったこの映画ですが、ロマンス、階級社会の格差、危機に際した人間の行動など見どころがたくさんあります。

何度でも見たくなってしまう名作です。

映画『タイタニック』のあらすじ(ネタバレなし)

1912年にニューヨークに向けて出航したタイタニック号。
この船に乗り込んだ上流階級の女性ローズ。
財政的に苦しくなり、家のためキャルドン・ホックリーという資産家と婚約をしましたが、ローズはこの男性を愛する事が出来ません。
やがて同じ船に乗り込んでいた画家志望の男性ジャック・ドーソンと出会います。
二人は経済的な身分の差を乗り越えて愛し合いますが、タイタニック号は氷山に激突し、やがて生命の危機に瀕していきます。

映画『タイタニック』の解説

世界的に記録的な観客動員を残し、日本では1997年に公開されて 極めて多くの人たちから絶賛された映画です。

1998年開催のアカデミー賞において監督賞、脚本賞、劇映画音楽賞、 音響編集賞、録音賞、美術賞など11部門での受賞に輝きました。

全てにおいて監督であるジェームズ・キャメロンの徹底ぶりが発揮され、映画に登場する海底のタイタニック号は実際に沈没したタイタニック号の映像を撮影したものです。

沈没事故の再現にはCGの高度な技術が使用され、ハリウッドだからこそ 実現できた映画だといえます。

また劇中で描かれたあのローズの絵ですが、描いているのはジャックこと デカプリオですが、実際は ジェームス・キャメロンが描いた絵というエピソードがあります。

映画『タイタニック』のみどころ

ローズとジャックが最初に出会うシーンは印象的です。

自分が心から愛している男性と結婚できず将来に絶望してしまい、海に身投げしようとした瞬間にジャックと出会うシーンです。

人と人が出会うのは、偶然というよりも必然であると感じてしまいました。

また、夕日を浴びながら船首に立つ場面は、美しさに感動すると同時に、後のすべての乗客に待ち受ける悲劇の象徴でもあるようで、感銘を受けました。

船の沈没、乗客の脱出シーンの大掛かりな演出は、もちろん目を離すことができない大迫力です。

映画『タイタニック』の感想

2時間を超える上映時間の映画ですが、タイタニック号のゴージャスな船旅の様子、ジャックとローズの恋、そして乗客たちの運命など、感動のシーンの連続でした。

上流階級の人々と労働者階級との格差社会の問題も、このような場面では生命の問題としてクローズアップされます。

非日常的なドラマに入り込み胸が熱くなる体験を楽しめる、まさに20世紀を代表する映画といえます。

映画『タイタニック』の登場人物・キャスト

ジャック・ドーソン:レオナルド・ディカプリオ
ローズ・デウィット・ブケイター:ケイト・ウィンスレット
キャルドン・ホックリ:ビリー・ゼイン
ルース・デウィット・ブケイター:フランシス・フィッシャー
マーガレット・“モリー”・ブラウン:キャシー・ベイツ
エドワード・スミス:バーナード・ヒル
ブルース・イズメイ:ジョナサン・ハイド
E・J・スミス船長:バーナード・ヒル
スパイサー・ラブジョイ:デビッド・ワーナー 他

映画『タイタニック』のスタッフ

監督:ジェームズ・キャメロン
脚本:ジェームズ・キャメロン
製作:ジェームズ・キャメロン、ジョン・ランドー
製作総指揮:レイ・サンキーニ
音楽:ジェームズ・ホーナー
撮影:ラッセル・カーペンター
編集:ジェームズ・キャメロン、コンラッド・バフ、リチャード・A・ハリス 他

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