1998年3月7日に公開された映画『グッド・ウィル・ハンティング~旅立ち~ 』。
この記事では、映画『グッド・ウィル・ハンティング~旅立ち~ 』のあらすじ(ネタばれナシ)・解説・みどころ・感想をご紹介します。
映画『グッド・ウィル・ハンティング~旅立ち~ 』の予告編
心を閉ざした人間が、出会いによって心を開き、成長し、歩き出せるようになる過程を丁寧に描いた名作です。
人によって共感する人物は異なるかもしれませんが、この映画は立ち止まっている人間の背中を優しく押してくれることでしょう。
映画『グッド・ウィル・ハンティング~旅立ち~ 』のあらすじ(ネタバレなし)
深い心の傷を持つ天才的な孤児の青年と、同じく孤独の境地である精神分析医が出会い、葛藤を抱えながらも、お互いに新たな旅立ちに向けて成長する姿を描く感動ドラマ。
大学の清掃員アルバイトとして働く青年ウィルは、幼い頃から天才ゆえに周囲から孤立していました。
しかし、彼の才能に気付いた数学教授ランボーは、ウィルに、妻を亡くし孤独を抱えた精神分析医ショーンを紹介します。
映画『グッド・ウィル・ハンティング~旅立ち~ 』の解説
当時無名の俳優マット・デイモンがハーバード大の学生時代にベン・アフレックとともに脚本を書き、映画化までに長い時間を費やした作品。
初期段階では当時の有名俳優に主演が決まる予定でしたが、脚本を書いたマット・デイモンとベン・アフレックが納得せず、大物プロデューサーであるボブ・ワインスタインに直談判し、彼が映画化権を買い取り、自身が演じることへ繋がりました。
1998年のアカデミー賞では、本作でロビン・ウィリアムズ(2014年に逝去)が助演男優賞を受賞、脚本賞も受賞。ノミネート もマット・デイモン(主演男優賞)、ミニー・ドライヴァー(助演女優賞)他多数。
また、ゴールデングローブ賞6部門、全米映画俳優組合賞2部門、グラミー賞5部門等様々なを受賞しています
映画『グッド・ウィル・ハンティング~旅立ち~ 』のみどころ
天才少年であるウィルが様々な人の助けを得て、心の傷を乗り越えて未来に踏み出していく過程が見どころとなります。
登場人物はそれぞれの悩みを抱えていて、それと葛藤しながらも、ウィルの人生を想い行動していくさまがとても印象的でした。
迷っているときに背中を押してくれる人がいるということは、才能の有無にかかわらず誰にとっても大きな力になります。それが本作では誰にあたるのか是非想像しながら見ていきたいです。
また、当時のマット・デイモンは無名の俳優でしたが、その演技は大きく評価されました。
映画『グッド・ウィル・ハンティング~旅立ち~ 』の感想
この映画は少年から大人に変わる過程で見ておきたい映画の一つです。
人との出逢いや巡りあわせによってウィルが成長して行く姿や、ウィルの周りの人々には感銘を覚えました。
自分自身を振り返り、周囲の人のことにも思いをめぐらせたくなります。
そして、自分がこれからどう生きていくのか、考えるきっかけになる映画だと思いました。
映画『グッド・ウィル・ハンティング~旅立ち~ 』の登場人物・キャスト
ウィル・ハンティング:マット・デイモン
ショーン・マグワイア:ロビン・ウィリアムズ
チャッキー・サリヴァン:ベン・アフレック
ジェラルド・ランボー:ステラン・スカルスガルド
スカイラー:ミニー・ドライヴァー
モーガン・オマリー:ケイシー・アフレック
ビリー・マクブライド:コール・ハウザー
トム:ジョン・マイトン
クラーク:スコット・ウィリアム・ウィンタース
映画『グッド・ウィル・ハンティング~旅立ち~ 』のスタッフ
監督:ガス・ヴァン・サント
脚本:マット・デイモン、ベン・アフレック
製作:ローレンス・ベンダー
製作総指揮:ボブ・ワインスタイン、ハーヴェイ・ワインスタイン、ジョナサン・ゴードン、スー・アームストロング
音楽:ダニー・エルフマン、ジェフリー・キンボール
撮影:ジャン=イヴ・エスコフィエ
編集:ピエトロ・スカリア
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