映画『戦場のピアニスト』あらすじ(ネタばれナシ)・解説・みどころ・感想

洋画

2003年2月15日に公開された映画『戦場のピアニスト』。
この記事では、映画『戦場のピアニスト』のあらすじ(ネタばれナシ)・みどころ・解説・感想をご紹介します。

映画『戦場のピアニスト』の予告編

監督自身の体験に基づく映画『戦場のピアニスト』。
ポーランドの国民的ピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマンをエイドリアン・ブロディが演じます。

悲惨な時代、極限的状況を生き抜く人間たちの物語です。

映画『戦場のピアニスト』のあらすじ(ネタバレなし)

1939年9月、ナチス・ドイツがポーランドに進行。
まさにその日、ユダヤ系ポーランド人であるウワディスワフ・シュピルマンは、ラジオ局でピアノの演奏をしていました。

街は占拠され、ユダヤ人である彼やその家族は、迫害を受けることに。

ただ、迫害を受けながらも、ユダヤ人だけが暮らすゲットーでピアノ弾きの職を得、彼ら家族は静かに時をやり過ごすはずでした。
しかし、その平穏が長くは続くことはありませんでした。

映画『戦場のピアニスト』の解説

本作は、ユダヤ系ポーランド人である実在するピアニストであるウワディスワフ・シュピルマンの体験記を脚色して映像化した作品です。

なお、原作となった、シュピルマン自らが書いた著作は、もともとポーランドで1946年に出版されたものの、その後共産主義化したポーランドでは、敵であるナチスがシュピルマンを救う展開が認められず、政治的な理由で長らく発禁処分とされていました。

そんな体験記を原作とした映画「戦場のピアニスト」は、カンヌ映画祭では最高賞であるパルムドールを受賞、さらにはアメリカのアカデミー賞では7部門にノミネートされ、うち、監督賞・脚色賞・主演男優賞の3部門を受賞しているなど、輝かしい評価を受けている名作です。

映画『戦場のピアニスト』のみどころ

本作の主人公はピアニストです。
戦争映画によくある、自らが戦う英雄の物語ではありません。

また、悲劇的な展開を迎える、ドラマティックな人物でもありません。

物語の主人公にふさわしい特別な存在ではなく、ただ過酷なその時代を生きのびようとしている姿には、どこか自分たちとの近さを感じさせられます。

だからこそ、多くの人が、どこか遠い話と思いがちな戦争の悲惨さを強く感じられるところこそが、本作の最大の見どころです。

また、体力や頭脳は凡庸であるものの、ピアニストとしての才能あふれるシュピルマンが奏でる音楽の美しさも、本作の物悲しさをより高めています。

映画『戦場のピアニスト』の登場人物・キャスト

ウワディスワフ・シュピルマン:エイドリアン・ブロディ
ヴィルム・ホーゼンフェルト大尉:トーマス・クレッチマン
ドロタ:エミリア・フォックス
ユーレク:ミハウ・ジェブロフスキー
ヘンリク:エド・ストッパード
ヤニナ:ルース・プラット

映画『戦場のピアニスト』のスタッフ

監督:ロマン・ポランスキー
原作:ウワディスワフ・シュピルマン
脚本:ロナルド・ハーウッド、ロマン・ポランスキー
音楽:ヴォイチェフ・キラール
撮影:パヴェル・エデルマン
編集: エルヴェ・ド・リューズ

映画『戦場のピアニスト』感想

激動の時代を生き抜いた実在するピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマンの回想録を原作とした本作。

カンヌ映画祭やアカデミー賞でも高い評価を受けている、映画史に残る名作のひとつとも言える作品です。

今この時代だからこそ考えるべき、戦争の悲惨さや残酷さに対する認識を、改めて深めることができます。

また、その残酷な世界の中で奏でられるピアノの旋律の美しさも、本作の大きな魅力です。一人でも多くの人に見て、さまざまなことを考えるきっかけを得てほしい。
そして、戦争が決して許されるものではないことを感じてもらえたらと思います。

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