映画『007ドクター・ノオ』あらすじ(ネタばれナシ)・解説・みどころ・感想

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1963年6月1日に公開された映画『007ドクター・ノオ』。
この記事では、映画『007ドクター・ノオ』のあらすじ(ネタばれナシ)・解説・みどころ・感想をご紹介します。

映画『007ドクター・ノオ』の予告編

映画史に刻まれるスパイ・アクション映画の金字塔、007 シリーズの記念すべき第1作。

ショーン・コネリーの ”007(ダブルオーセブン)” は大人の魅力たっぷりです!

映画『007ドクター・ノオ』のあらすじ(ネタバレなし)

ジャマイカのイギリス諜報機関支局長が襲われ、事態の調査を行うべくジェームス・ボンドはジャマイカへ。
支局長が調べていたのがジュリアス・ノオ博士=Dr.NOです。

ドクター・ノオはソビエト連邦に通じて、アメリカのミサイル実験を妨害していることがわかってきます。

電波の発信元のクラブ・キーと呼ばれる島へ乗り込むジェームズ・ボンドですが…

映画『007ドクター・ノオ』の解説

イアン・フレミングの人気シリーズを映画化した『007シリーズ』の記念すべき第一作。

キューバ危機など当時の世相を反映したものだったため、特に海外では興行的に成功し、後にシリーズ化されるきっかけにもなりました。

日本では1963年に公開されましたが、第1作という事もあり 充分な成果を上げる事はできませんでした。

後にジェームス・ボンド役を演じるロジャー・ムーアも候補に上がりましたが、 初代ジェームス・ボンドはショーン・コネリーに決まり。
以後、この作品を含めて 5作品の主役を演じる事になります。

映画『007ドクター・ノオ』のみどころ

タイミングよく流れるジョームス・ボンドのテーマミュージックがしびれますね。

時代を感じさせるクラシカルな車や、強い男に惹かれていく 多くの美女たち、そしてドクター・ノオの支配する基地での決闘シーンなど、多くの見どころがあります。

ドラゴンと呼ばれる強力な火炎放射器が出てくるシーンや、 ボンドが囚われた牢屋から抜け出すシーン、さらにはボンドが眠っている間に 毒グモタランチュラに襲われるシーンもスリルたっぷりです。

ボンドが 危機的な状況でも冷静さを失わず危険を脱する局面は、絶妙なカメラワークもあり、手に汗握る作品になりました。

登場人物・キャスト

ジェームズ・ボンド:ショーン・コネリー
ドクター・ノオ :ジョセフ・ワイズマン
ハニー・ライダー :ウルスラ・アンドレス
M :バーナード・リー
デント教授 :アンソニー・ドーソン
クオレル:ジョン・キッツミラー
フェリックス・ライター :ジャック・ロード

映画『007ドクター・ノオ』のスタッフ

監督:テレンス・ヤング
脚本:リチャード・メイボーム、ジョアンナ・ハーウッド、バークレイ・マーサー
原作:イアン・フレミング
製作:ハリー・サルツマン、 アルバート・R ・ブロッコリ
音楽:モンティ・ノーマン
撮影:テッド・ムーア

映画『007ドクター・ノオ』の感想

当時の冷戦時代や宇宙開発などの時代背景を巧みに織り込み、ついつい引き込まれるストーリーになっています。

映画で初めて登場するボンドガールのゴージャスな美しさにも目を奪われました!

ドクター・ノオのオリエンタルな雰囲気や鉤型の義手など、見るからに怖そうなキャラクターもいいし、ボンドのカッコよさも際立っていて、第一作としては最高の評価が 得られる作品でしょう。

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