1981年3月28日に公開された映画『ブルース・ブラザース』。
この記事では、映画『ブルース・ブラザース』のあらすじ(ネタばれナシ)・みどころ・解説・感想をご紹介します。
映画『ブルース・ブラザース』の予告編
コメディの大御所、ジョン・ベルーシとダン・エイクロイドの共演。
さらにブルースの巨匠レイ・チャールズ、ジェームズ・ブラウン、アレサ・フランクリン、キャブ・キャロウェイらの素晴らしい演奏も楽しめます。
映画『ブルース・ブラザース』のあらすじ(ネタバレなし)
3年の刑期を終えたジェイク・ブルースは、弟のエルウッドの迎えで出所し、二人が育ったローマカトリック孤児院に向かいました。
そこで二人は、孤児院が閉鎖の危機にある事を知ります。
その時、ジェイクはブルースブラザーズバンドを再結成すれば興行収入で孤児院を救えると思いついたのです。兄弟はバンドメンバーを集めに周りますが、トラブル続きで命も狙われてしまいます。
果たして二人は孤児院を救えるでしょうか。
映画『ブルース・ブラザース』の解説
コメディ番組『サタデー・ナイト・ライブ』での成功で、すでに有名になっていたブルース・ブラザーズ。
映画化という事で、配給会社は競い、最終的にユニバーサル・ピクチャーズが配給権を勝ち取ったのですが、製作は思うように進みませんでした。
映画製作に明るくなかったダン・エイクロイドの脚本は、執筆に6ヶ月近くかかり300ページを超える大作になっていました。
これを監督のジョン・ランディスが手直しする事となり、クランクインまでに時間がかかり過ぎたことが予算を圧迫したと言われています。
また、ド派手なカーチェイス・シーンのせいもあり、本作は最も製作費の嵩んだコメディー映画と言われています。
映画『ブルース・ブラザース』のみどころ
ミュージシャンのゲスト出演の豪華さは見どころのひとつです。
ブルース・ブラザーズ・バンドをはじめ、牧師役で聖歌隊を率いてシャウトするジェームス・ブラウンに、嫁の私を捨ててどこへ行くのかよく考えろと歌うアレサ・フランクリンに、バンドに楽器を斡旋してくれるレイ・チャールズ等々、出演陣の豪華さは他に類を見ません。
また、エンディングも間近なタイミングで著名な映画監督がちょい役で出演していたり……と、ビュッフェで全部乗せてみたような気分を味わうこと請け合いです。
映画『ブルース・ブラザース』の感想
とにかく豪華な出演者達を見るにつけ、そりゃあ予算も足りなくなるでしょうよと言いたくなるてんこ盛り映画です。
しかも、ミュージカルコメディと銘打っている筈なのに、カーチェイスの見応えが抜群に良くて驚かされます。
これを書いていたら、ジョン・べルーシの没後に作られた本作の続編である、『ブルース・ブラザーズ2000』が見たくなってしまいました。
映画『ブルース・ブラザース』の登場人物・キャスト
ジェイク・ブルース:ジョン・べルーシ
エルウッド・ブルース:ダン・エイクロイド
クリオウファス・ジェームス牧師:ジェームス・ブラウン
カーティス:キャブ・キャロウェイ
マットの妻:アレサ・フランクリン
謎の女:キャリー・フィッシャー
レイ:レイ・チャールズ
ボブ:ボブ・モリス
バートン:ジョン・キャンディ
ペンギン:キャスリン・フリーマン
タッカー・マッケルロイ:チャールズ・ネイピア
ネオナチ司令官:ヘンリー・ギブソン
ナンパされる女:ツイッギー
収税課職員:スティーブン・スピルバーグ
映画『ブルース・ブラザース』のスタッフ
監督:ジョン・ランディス
製作:ロバート・K・ウェイス
製作総指揮:バーリン・ブリスタイン
脚本:ダン・エイクロイド、ジョン・ランディス
音楽:トーマス・ニューマン
撮影:スティーヴン・M・カッツ
編集:ジョージ・フォルシーJr.
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