三峯神社は「参拝すると人生が変わる」と言われる関東最強のパワースポット。
三峯神社で車のお祓いをしてもらいましたので、スムーズにお祓いしてもらうための手順と、忘れずに回りたいポイントをご紹介します。
三峯神社
名称 | 三峯神社 |
住所 | 埼玉県秩父市三峰298-1 |
主祭神 | 伊弉諾尊 (いざなぎのみこと) 伊弉册尊 (いざなみのみこと) |
配祀神 | 天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)、高御産巣日神(たかみむすひのかみ)、神産巣日神(かみむすひのかみ)の総称 |
創建 | 西暦110~111年 日本武尊が父・景行天皇の命令により東征中に創建 |
公式サイト | https://www.mitsuminejinja.or.jp/ |
三峯神社の歴史
西暦110~111年 | 日本武尊が父・景行天皇の命令により東征中に創建 |
700年ごろ | 修験の祖・役小角(えんのおづぬ)が伊豆から三峯山に往来して修行したと伝えられる。 |
1182年 | 秩父を治めていた畠山重忠が霊験があったとして広大な土地を寄進し、東国武士の信仰を集めて大いに栄えた。 |
1352年 | 足利氏を討つために挙兵し敗れた新田義興・義宗らが当山に身を潜めたことより、足利氏により社領が奪われて衰退した。 |
1501年-1504年 | 修験者の月観道満がこの廃寺を知り、30数年勧説を続ける |
1533年 | 月観道満によって堂舍を再興。 山主の龍栄が京都の聖護院に窮状を訴えて「大権現」を賜った。 以後は聖護院派天台修験の関東総本山として、本堂を「観音院高雲寺」と称し、「三峯大権現」と呼ばれた。更に、観音院第七世の山主が京都花山院宮家の養子となり、以後の山主は、十万石の格式をもって遇される。 現在社紋として用いている「菖蒲菱(あやめびし)」は花山院宮家の紋。 |
江戸時代 |
狼を、猪などから農作物を守る眷族・神使とし「お犬さま」として崇めるようになった。 |
大正末期 |
秩父宮が参拝したことをきっかけに信徒が全国的に増え、講社数が増大した。 |
明治時代 |
神仏分離により寺院を廃して「三峯神社」に改称。 |
2004年 | 社殿を修復 |
役小角(634-701)は伊豆大島に流罪になって、毎晩富士山まで修行に行ったと伝えられてるけど、秩父にも足を延ばしたのかな??
さらに空海(774-835)が観音像を安置した、とまで伝わっているそうじゃ。
さすがにそれはどうかと思うな…
三峯神社で車のお祓い
三峯神社で車の安全祈願をしてもらう場合の手順と料金をご案内します。
車のお祓いの手順
三峯神社でお祓いをしてもらうためには、車を拝殿隣のご祈祷場まで乗り入れなければなりません。
- 車を三峯神社の麓・秩父市営駐車場に駐める。
- 料金所の係員に声をかけ、通行許可証を受け取り、社務所の電話番号を教えてもらう。(0494-55-0241)お祓いの車は駐車料金が含まれていますので支払い不要です。
- 電話で氏名と車のナンバーを伝え、許可を得たら車で参道を通り祈祷所へ。
この時、通行許可証をダッシュボードの外から見える位置に置いておきます。
- 社務所で申込書に記入、祈祷料を納める。
- 興雲閣1階の待合室で予約の時間まで待つ。
興雲閣は宿泊施設。お土産も買えるよ!
ご祈祷を待つ人は全国から集まってきていることがわかるんだ。
- 拝殿の中に通され、ご祈祷を受ける。
拝殿の中の天井画も装飾もすごく美しいよ!
安倍晴明みたいな神職の方が祈祷を始めると、空気が張り詰めて荘厳な雰囲気に。 - 車祈祷所で車のドア、ボンネットを開け放ち、ご祈祷を受ける。
摂末社の並ぶ前、ちょうど伊勢神宮のお社の前でお祓いしてもらえて、有難~い気持ちになったよ!
車のお祓い・御祈祷料
ご祈祷料は5,000円。
お札、キーホルダー、車に貼るステッカー、箱入り御紋菓をいただけます。
三峯神社のみどころ
三ツ鳥居
真っ白い鳥居は金色の金具で美しく装飾されています。
そしてその形は全国でも珍しい三ツ鳥居。
三ツ鳥居は、参拝の作法が定められています。
- 一礼してから真ん中をくぐる
- 左の鳥居をくぐって戻る
- 真ん中をくぐる
- 右の鳥居をくぐって戻る
- 真ん中を通って参道を奥に進む とご利益が3倍になるそうです!
三ツ鳥居は神聖な鳥居なんだね!
鳥居を守るのは「ご眷属」のオオカミ
鳥居の前は狛犬ではなく「お犬様」と呼ばれる狼です。
日本武尊が三峰山に登られる時に道案内をしたのが狼であったと言われ、以後狼神の使いを表す「ご眷属(けんぞく)」と呼ばれ大切にお祭りされるようになりました。
三峯神社奥宮
「三峰山」とは妙法が岳 (1,332m) 、白岩山 (1,921m) 、雲取山 (2,017m) の三山の総称。
三峯神社の奥宮は妙法が岳山頂にあり、たどり着くには1時間から1時間半の本格登山。
鎖場あり、尾根道ありのコースですので、しっかりと準備してからお詣りしましょう。
トレッキングシューズ必須だね
登山道の途中には両部鳥居があり、ここが神域であることを示しています。
山頂には奥宮と、秩父宮殿下の御登山記念碑があります。
奥宮遥拝所
1時間の山道を登るのは…という方は『奥宮遥拝所』からお詣りすることができます。
下界が一望できる高台にあり、条件が整えば雲海も目にすることができる神々しい場所。
日本武尊銅像
この地をひらいた日本武尊の巨大な銅像。
周りには野口雨情、斎藤茂吉の歌碑が建てられています。
隋身門
220年の歴史のある隋身門は、寺社時代の仁王門です。
拝殿前の敷石の龍神
2012年の辰年に現れたという赤目の龍の姿。周囲は竹で囲われ保存されています。
拝殿、本殿
伊弉諾尊、伊弉册尊を祀る本殿は360年前の建物(春日造)。
拝殿部は本殿と一体の権現造になるよう、後に作られています。
御仮屋(遠宮)
御仮屋(おかりや)に祀られているのは大口真神=ご眷属の狼です。
「近宮」と呼ばれるお社もあるようですが、場所は秘められています。
アクセス
西武観光バス急行便(西武秩父駅~三峯神社)を利用
時刻表、路線案内等は西武観光バス公式サイトをご確認ください。
運賃
西武秩父駅~三峯神社間…大人:950円(小人:480円)
三峰口駅~三峯神社間…大人:690円(小人:350円)
大輪~三峯神社間…大人:560円(小人:280円)
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