映画『パラサイト半地下の家族』あらすじ(ネタばれナシ)・解説・みどころ・感想

洋画

2020年1月10日に公開された映画『パラサイト半地下の家族』。
この記事では、映画『パラサイト半地下の家族』のあらすじ(ネタばれナシ)・解説・みどころ・感想をご紹介します。

映画『パラサイト半地下の家族』の予告編

貧乏な一家がおいしい話をつかもうとするコメディと思って見ていると、格差社会の断層が顔をのぞかせ、収拾のつかない展開になっていきます。

ハラハラしながらも目が離せない、強烈な作品です。

映画『パラサイト半地下の家族』のあらすじ

父ギテク、母チュンスク、息子ギク、娘ギジョン。
4人家族のキム一家は全員失業中で、しがない内職をしながら、劣悪な環境の半地下住宅で生活をしていました。

ある日ギクは友人の代わりにパク一家が住む大豪邸で、家庭教師をすることになります。
そのことがきっかけで、大豪邸に住むパク一家と半地下生活を送るキム一家が少しずつ交わることになります。

相反する二つの一家が織り成すブラック・コメディ・スリラー映画です。

映画『パラサイト半地下の家族』の解説

第72回カンヌ国際映画祭で、韓国映画史上初めてのパルム・ドールを受賞しました。
その後、第92回アカデミー賞では6部門にノミネートされ、作品賞、監督賞、脚本賞、国際長編映画賞の4部門を受賞しました。
非英語作品での作品賞受賞は史上初めてのことになりました。

韓国での動員数は1000万人を突破し、フランス動員数150万人突破、香港・台湾では歴代パルムドール受賞作品において最多動員数を記録しました。
6か国で韓国映画の動員記録を塗り替えるなど、全世界で爆発的な盛り上がりをみせ大人気映画の一つとなりました。

映画『パラサイト半地下の家族』のみどころ

韓国の半地下住宅で貧乏な暮らしを送るキム一家と、大豪邸に住みお金持ちであるパク一家。
二つの相反する一家が、ひょんなことから関わりを持つことになり、織りなしていく衝撃的な展開が見どころです。

格差社会を象徴するかのような階上と地下、あるいはガラスの内と外を意識して楽しんで見てください。

映画『パラサイト半地下の家族』の感想

キム一家が少しずつパク一家にパラサイトしていくところは、面白みがあり見事だなと感じました。

キム一家の生きていくための悪知恵や陰謀は、とても怖いことであるはずなのに、それを笑いに変えてしまうユーモアさもあり、見ていて魅力がたっぷりで、いつのまにか映画の世界に引き込まれてしまいました。

ドキドキしたり、笑ったり、切なくなったり、自分でも驚く位感情が揺さぶられた映画であり、展開一つ一つに目が離せない、魅力的な映画でした。

映画『パラサイト半地下の家族』の登場人物・キャスト

キム・ギテク:ソン・ガンホ
キム・ギウ:チェ・ウシク
キム・ギジョン:パク・ソダム
チュンスク:チャン・ヘジン
パク・ドンイク:イ・ソンギュン
ヨンギョ:チョ・ヨジョン
パク・ダヘ:チョン・ジソ
パク・ダソン:チョン・ヒョンジュン
ムングァン:イ・ジョンウン
オ・グンセ:パク・ミョンフン
ミニョク:パク・ソジュン

映画『パラサイト半地下の家族』のスタッフ

監督:ポン・ジュノ
脚本:ポン・ジュノ、ハン・ジンウォン
エグゼクティブ・プロデューサー:ミキー・リー
プロデューサー:クァク・シネ、ムン・ヤングォン、ポン・ジュノ、チャン・ヨンファン
撮影監督:ホン・ギョンピョ
プロダクション・デザイナー:イ・ハジュン
音楽:チョン・ジェイル

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