泉涌寺の名前は寺内の泉から清水が湧き出たことから。
泉涌寺は歴代の皇室の菩提寺として『御寺(みてら)』と尊称されています。
御寺 泉涌寺(みてら せんにゅうじ)
名称 | 泉涌寺(せんにゅうじ) |
住所 | 京都府京都市東山区泉涌寺山内町27 |
宗派 | 真言宗泉涌寺派 |
本尊 | 釈迦如来、阿弥陀如来、弥勒如来 |
開山 | 神修 |
創建 | 856年 |
人物 | 月輪大師俊芿(がちりんだいししゅんじょう) |
国宝 | 泉涌寺勧縁疏(かんえんそ)俊芿筆。 俊芿が、荒廃した前身寺院を「泉涌寺」と改名して再興するため、人々の喜捨(寄付)を募るための趣意書。 |
重要文化財 | 木造観音菩薩坐像(楊貴妃観音)、仏殿、大門、開山堂等多数 |
拝観料 | 大人500円。特別拝観500円。 |
公式サイト | https://mitera.org/ |
歴史
856年 藤原式家の流れをくむ左大臣藤原緒嗣が、自らの山荘に神修上人を開山として創設。
当初は法輪寺と称し、後に仙遊寺(せんゆうじ)とする。
1218年 宇都宮信房が荒廃していた仙遊寺を俊芿(しゅんじょう)に寄進。
俊芿は多くの人々の寄付を得てこの地に大伽藍を造営し、1226年に主要伽藍を完成させた。
その際に霊泉が湧いたので、寺号を泉涌寺(せんにゅうじ)としたという。
俊芿(1166年 – 1227年)は肥後国出身の学僧で、正治元年(1199年)宋に渡り、足かけ13年の滞在で天台と律を学び、建暦元年(1211年)日本へ帰国したんだ。俊芿は宋から多くの文物をもたらし、泉涌寺の伽藍は全て宋風に造られたよ。
後鳥羽上皇や土御門上皇、順徳上皇、後高倉院の他、北条政子や北条泰時も俊芿の下で受戒するなどその勢いは強まり、皇室との結びつきが強まっていく。
歴代天皇の葬儀を執り行うこともあり『御寺』と尊称されている。
泉涌寺のみどころ:楊貴妃観音
楊貴妃観音を見るために、東福寺から長い道のりを歩き通して来ました。
ところが楊貴妃観音が安置されているお堂はとても暗く、その姿はほとんど見えませんでした。
六波羅蜜寺の宝物館のように、仏像を大切に守りながら、しっかり見られるようになればいいのに!
たしかにあそこは素晴らしいな。
遠くから仏像を拝みに来る人も満足できるだろうな。
正解はこちら!
【泉涌寺の楊貴妃観音像】
極彩色が特徴的で、艶やかなお姿に目を惹かれますね!👑宝冠や首飾り・光背までもがキラキラして素敵✨
お顔立ちは写実的で美しいです☺️🙏次回は難易度アップして、6/22に出題予定です!
皆様のチャレンジお待ちしています😊局員#そうだ京都行こう https://t.co/FLpThHbH7o pic.twitter.com/xsV1VuOvAi— そうだ 京都、行こう。事務局【JR東海公式】 (@souda_kyouto) June 15, 2023
お寺の中にはポスターが貼られ、そのお姿を想像することができました。
泉涌寺のみどころ:大涅槃図
特別拝観の時期には『大涅槃図』を見ることができます。
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泉涌寺のみどころ:龍図(鳴き龍)
タイミングが合えば拝観したいものです。
⛄京の冬の旅 非公開文化財特別公開 泉涌寺 舎利殿⛄
🛎「京の冬の旅」6年ぶりの公開!🛎「御寺(みてら)」と呼ばれる真言宗泉涌寺派の総本山。
舎利殿は京都御所から移築され、「鳴き龍」で知られる狩野山雪筆「雲龍図」は12年に一度の辰年のほか特別な機会にのみ公開されます。… pic.twitter.com/8pm2PxtTcC— 京都観光Navi《京都市観光協会》 (@kyo_kanko) December 15, 2023
泉涌寺へのアクセス
「東福寺駅」から総門まで徒歩約15分、大門まで約20分。
京都市営バス(88・202・207・208系統)「泉涌寺道」バス停下車、総門まで徒歩約5分、大門まで徒歩約10分。
このあとは
本日の観光はここまで。
明日は朝一で清水寺へ向かいます。
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