Darn That Dream(ダーン・ザット・ドリーム)は、ブロードウェイ・ミュージカル Swingin’ the Dream(『真夏の夜の夢』をニューオーリンズに置き換えた作品)のために書かれた作品。
この曲は、ベニー・グッドマン楽団(Vo. Mildred Bailey)が演奏し、1940年に全米1位を獲得しました。
Darn That Dream(ダーン・ザット・ドリーム)歌詞和訳
Darn That Dream(1939年)
作曲:Jimmy Van Heusen(ジミー・ヴァン・ヒューゼン)
作詞:Eddie DeLange(エディ・デランジ)
ああ、憎らしい夢。 毎晩夢に見る
あなたが「I love you」と言って私を抱きしめてくれる夢。
でも目覚めたら あなたはいない。
なんて夢なの…
あなたの唇なんて、あなたのまなざしなんて 私を惑わせるだけ
私を舞い上がるような気持ちにさせておきながら
天国から転がり落すのだから。
ああ、嫌な夢。
あなたのことばかり思い詰める私の心も いや
あなたが私のこと何とも思ってないって わからないの
こんな気持ちを変えてくれるなら
どんな悪夢だって あなたの夢に比べたら全然マシよ。
嫌な夢。だけど感謝する気持ちもある
だって この夢がなかったらあなたを見ることはできないから
この夢がもう現実にはならない そう考えることは怖い
なんて夢なの…
(筆者意訳)

ジミー・ヴァン・ヒューゼンはこの曲を「自分の最も個人的な作品」と語っていたそうです。
彼自身、恋愛に不器用で、夢の中でしか理想の愛を描けなかったと。
Darn That Dream(ダーン・ザット・ドリーム)動画紹介
Bill EvansのピアノとJim Hallのギターが甘く切なく絡み合います。

ビル・エヴァンスはこの曲を「夜の静けさに似ている」と評し、
演奏前に“夢の中でしか会えない人”を思い浮かべていたと伝えられています。
Dexter Gordonのテナーサックス。
言葉にすると気恥ずかしいことも、心に残る思いも、すべて語ってくれます。
サラ・ヴォーンの歌。
この歌の Darn that dream, I dream each nightのくだりの、不安定な音程がたまらなく美しいですよね。


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