Desafinado(デサフィナード)英語歌詞和訳

音楽

Desafinadoとは音程が外れた/調子っぱずれという意味です。

ボサノバ黎明期を象徴する名曲で、世界的にボサノバを広めた重要な作品のひとつです。

Desafinado(デサフィナード)英語歌詞和訳

Desafinado(1959年)
作曲:アントニオ・カルロス・ジョビン(Antonio Carlos Jobim)
作詞(ポルトガル語):ニュートン・メンドンサ(Newton Mendonça)
英語詞:ジョン・ヘンドリックス(Jon Hendricks)

愛は終わりの無いメロディ
月の光が指揮する交響曲のよう
だけど今、私たちの歌はちょっぴり調子が外れてしまっている

あなたのキスは、かつて私の胸を熱く高鳴らせた
なのに今は あの豊かなオーケストラが色あせてしまったみたい
あなたが、二人で奏でていたメロディを変えちゃったみたいに感じるの

愛はボサノバみたいに軽やかに揺れるもの
私たち以前は完璧に心を重ねていたのに
いまは 歌詞メロディもかみ合わない
あなたが私たちの歌を忘れちゃったせいよ
調子外れの心なんて 何の役にもたたないでしょう
さあ あなたの心を昔みたいに私に合わせてよ
昔のように完璧なハーモニーを響かせて愛の歌を歌いましょう
きっとすぐに調子が戻るはず
あなたの心が完全に私のものになれば
もう「デサフィナード」なんて言わせない。
二人で同じ歌を、もう一度一緒に歌えるわ。

(筆者意訳)

 デサフィナード誕生の背景

1950年代末、ブラジルではボサノバがまだ新しい音楽で、
「歌い方が弱々しい」「音程が不安定」と批判されていました。

ジョビンとメンドンサはその批判を逆手に取り、
「調子っぱずれでも、愛の歌なら美しい」
という皮肉とロマンを込めてこの曲を作ったと言われています。

そのため Desafinado は、
ボサノバの美学(静けさ、繊細さ、控えめな歌い方)を象徴する作品として扱われます。

Desafinado音源紹介

◆ ブラジルでのオリジナル系録音

  • ジョアン・ジルベルト(1959) ボサノバの原点とも言える録音。柔らかいギターと繊細な歌声が象徴的。

  • スタン・ゲッツ & ジョアン・ジルベルト(1963) アメリカでボサノバブームを決定づけた名盤 Getz/Gilberto の流れの中で広く知られるように。

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