『This Masquerade(ジス・マスカレード)』は1972年レオン・ラッセルが書いた楽曲。
1972年にはカーペンターズ、1976年、ジャズ・ギタリストでボーカリストでもあるジョージ・ベンソンがカバーしています。
さらに2017年、レオン・ラッセル自身のセルフ・カバーは遺作となったアルバム『ラスト・レコーディング〜彼方の岸辺で』に収められています。
This Masquerade( Leon Russel)
アルバムタイトルが『Carney』なので、カーニバルで働く人、というわけでこのちょっとギョッとするメイクなわけですね。
This Masquerade( Carpenters)
カレンの歌声が沁みますね~
This Masquerade( George Benson)
最も聞き覚えがあるのはこのバージョン。
大人っぽくて都会的なイメージ、しかしパッションを感じます。
This Masquerade歌詞和訳
【歌い出し】
Are we really happy with this lonely game we play?…
【和訳】
この孤独なゲームの中で俺たちは本当に幸せなのか?
いうべき言葉を探してる
探したところで、わかりはしない
俺たちは仮面舞踏会で迷子になっているようなものさ
いうべき言葉を探してる
探したところで、わかりはしない
俺たちは仮面舞踏会で迷子になっているようなものさ
二人ともこんなに離れてしまったことを口に出すのを恐れている
初めはあんなに近く心を寄せ合っていたのに
話し合って何とかしようとしたって
その言葉が邪魔をする
俺たちはこの孤独なゲームに囚われているのさ
初めはあんなに近く心を寄せ合っていたのに
話し合って何とかしようとしたって
その言葉が邪魔をする
俺たちはこの孤独なゲームに囚われているのさ
別れようという考えも、君の眼を見るとどこかへ行ってしまう
俺がどんなに頑張って
どうしてこんなふうにしかできないのかその理由を考えたってわからない
俺たちはお互いの心を隠して、いつの間にか迷子になってしまったんだ
俺がどんなに頑張って
どうしてこんなふうにしかできないのかその理由を考えたってわからない
俺たちはお互いの心を隠して、いつの間にか迷子になってしまったんだ
(筆者意訳)
長い付き合いの末、少しずつ飲み込んできた言葉がいつのまにか壁のようになってしまっているように感じる…そういうとこってあるよね。
付き合い始めの頃は、二人でひとつ、みたいに近い存在だったのに。
いつからこうなってしまったのかな…考えてみてもわからないし、いつまでこうしているのかもわからない。言葉にするのも怖いような気がするわ!
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